冬になると、粉吹き肌でお困りの方が増えてくるといわれています。
また、粉吹き肌の原因は肌の乾燥によるものといわれ、保湿さえ行っていれば粉吹き肌を改善できそうな気がするかもしれません。
しかし、粉吹き肌は保湿のみでの改善は難しいといわれ、複数の角度からケアをしなければならないといわれています。
こちらの記事では、冬に多い粉吹き肌の原因と改善方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
保湿ケアは乾燥肌改善に役立ち、保湿するほど良いと思い込んでいる方も少なくないはずです。
しかし、過剰な保湿ケアを続けてしまうと、肌が持つ本来のバリア機能生成作用が弱まり、少し保湿ケアをしなかっただけでトラブルを起こしやすい肌質になってしまう恐れがあります。
具体的には、保湿化粧品の使用量が多すぎる、油分の配合量が多い保湿ケア化粧品を複数同時に使用しているなどがその例として挙げられます。
保湿化粧品を使用する際には、油分の配合量が多いタイプの複数使用を避け、推奨量を守ることが大切です。
食事から摂る栄養が偏っていると、肌細胞が栄養成分をスムーズに受け取れず、乾燥肌になる恐れがあります。
肌はタンパク質で構成されているため、食事からのタンパク質摂取は基本中の基本ですが、タンパク質の吸収を高めるためには、緑黄色野菜などに豊富に含まれるビタミンが必要といわれています。
冬の粉吹き肌を予防したり改善に役立てるには、食事からしっかりと栄養を摂ることが大切だということです。
特に動物性タンパク質、ビタミンA、B群、C、E、亜鉛は肌細胞の活性化やターンオーバーの正常化に役立つ栄養素といわれています。
クレンジング剤には、肌に摩擦がかかりやすい拭き取りタイプより、洗い流すタイプの使用をおすすめします。
拭き取りタイプのクレンジング剤は便利ですが、拭き取る際にはどうしても肌に負担をかける可能性があります。
また、洗顔の際には42℃以上の「熱い」と感じるお湯は使わず、ややぬるいと感じる温度のお湯を使いましょう。
熱いお湯を使った洗顔では、肌に残しておかなければならない油分まで取り除いてしまう恐れがあり、これが乾燥肌の原因になる可能性があります。
気温や湿度が下がることで乾燥が進み、肌は想像以上にカサカサ&ゴワゴワに。その結果、ベースメイクのノリが悪くなり、パウダーファンデだけでは、乾燥が目立つように感じます。
そんな季節には、油分を適度に含むリキッドタイプのものがおすすめです。
油分を適度に含むファンデーションは、バリア機能のサポート作用があるため、冬の粉吹き肌の予防や改善に役立ちます。
今回は、冬に多い粉吹き肌の原因と改善方法をご紹介してきました。
冬の粉吹き肌は、スキンケア方法や食事方法の見直しをすることが大切です。