6月は梅雨入りとともに、湿度が急上昇。
汗や皮脂の分泌が盛んになり、肌トラブルや体調不良が起こりやすい季節です。
湿気と寒暖差に負けないために、起こりがちな悩みを知り、しっかり対策しておきましょう。
湿度の上昇により汗や皮脂が増加。
毛穴が開きやすくなり、汚れが詰まりやすくなることでニキビや吹き出物が悪化することも。
また、テカリが気になって何度も洗顔してしまうと、肌のバリア機能を傷つけて逆効果になることもあります。
一見うるおっているようで、実は内部が乾燥している「インナードライ肌」になりやすいのもこの時期。
冷房による乾燥、汗による水分蒸発で、肌の内側はカラカラに。
表面はべたついているのに、肌はつっぱりやすく不安定に。
気温差や気圧の変化は、自律神経にストレスを与える可能性があります。
頭痛・だるさ・不眠・食欲不振など、いわゆる「梅雨だる」状態になる恐れも。
特に女性はホルモンバランスとも密接に関係しており、メンタルの揺らぎも起きやすくなるといわれています。
不快感の多い季節ですが、日々のケアで肌も体もぐっとラクに。
6月ならではの工夫を取り入れて、心地よく乗り越えましょう。
肌トラブルを防ぐために大切なのは、「与える前に、まずきちんと落とす」こと。
べたつきが気になる朝も、夜と同じようにクレンジングで余分な皮脂や汚れをすっきりオフすることが、大切です。
夜は、メイクや皮脂、環境ストレスによる汚れをやさしく、でも確実に落とすことが必要不可欠。
肌を清潔な状態に戻すことで、後に使う化粧品の力もより引き出されます。
化粧水は手のひらで包み込むように丁寧に入れ込み、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めて。
エアコンの効いた室内では加湿器の併用や、携帯ミストを常備すると乾燥対策に◎
内側から水分補給も忘れずに。
湯船にゆっくり浸かり、深い呼吸でリラックスを。
香りのある入浴剤やアロマを取り入れるのも効果的。
朝は太陽の光を浴びて体内リズムを整え、夜はスマホやPCの光を控えて良質な睡眠へと導きましょう。
梅雨は肌も心もゆらぎやすい季節。
でも、少しの意識と工夫で乗り切ることができます。
毎日のケアに「整える」意識をプラスして、梅雨のじめじめにも負けない、健やかな6月を過ごしましょう。